東京、愛知、静岡と様々なうなぎの名店でうなぎを味わいましたが、記憶に残る衝撃的なうなぎの味は東長崎駅にある鰻家(うなぎや)です。西武池袋線の東長崎駅から徒歩4分の立地にあり、商店街をまっすぐ行った端にあるうなぎの名店です。
本格的なガイドブックに載ることもなく、お店の存在自体はさほど、知られていない穴場です。本田宗一郎がうなぎを食べるために通っていたとのことで、地元近辺では知る人ぞ知るお店です。うなぎ好きの方には是非一度は訪れていただきたいお店ですので、本記事にて場所、予約方法、メニュー、味についてご紹介いたします。
東長崎の鰻家(うなぎや)の営業概要
営業日・営業時間
定休日:木金
営業時間:11:30~14:30(昼の部) 17:00~20:30(夜の部)
尚、予約が多いお店ですので、120分の時間制になります。
アクセス
住所:東京都豊島区南長崎5-18-17

西武池袋線の東長崎駅から徒歩4分。大江戸線の落合南長崎駅から徒歩8分です。アクセスは東長崎駅からの方が単純でわかりやすいです。
東長崎の鰻家の予約方法 メニューも事前予約がおすすめ
予約していくのがお薦めです。予約必須ではありませんが、私達が訪問した日は「本日はご予約の方のみ」の貼り紙が掲載されておりました。
電話:03-3953-0049
予約のさいにメニューの予約もおすすめされます。時間制ですし、うなぎを焼くのに時間がかかるためです。次章でメニューをご紹介しますので、事前予約することをおすすめいたします。
東長崎の鰻家(うなぎや)のメニュー
鰻家のメニューをメニュー表の写真で解説します。おすすめは特上です。



東長崎の鰻家(うなぎや)のうな重の特上・梅の食べ比べとレビュー
骨煎餅(骨せんべい)で待つのがおすすめ
鰻家の骨せんべいは量が多くて、味も美味しいです。これで600円とは破格。新鮮なうなぎが大量に出るからこそ、食べれる味だと思います。

うなぎが出てくるまでの待ち時間にせんべいを食べながらがおすすめです。子供がいる方であれば、食事がくるまでの待ち時間でぐずりにくくなりますので、おすすめですよ。
うな重特上のレビュー
下記写真はうな重の特上です。これにおしんことお吸い物がつきます(肝吸いではありません)。お重から溢れる鰻は贅沢そのもの。特上を頼む時の至福の時間です。

特上はうなぎの成長年月が違うそうで、厚みがあります。食べてみると、フワッとした触感のなか鰻の厚みもあり、そこからうなぎの美味さが口の中に広がります。この触感のうなぎは今までどこの高級うなぎ店でも味わうことができなかったものです。更に、食べたあともしっとり潤っている感覚があり、脂がのっていることもあって後味も良いです。
うな重特上は7千円を超える高価な部類に入りますが、この味のうな重を食べれると考えると値段の納得感があります。このうな重はタレも美味しいのですが、ごはんもそれなりの量があります。女性の方ですと、完食するのが難しいかもしれません。
うな重 梅のレビュー ※子供用には十分なサイズ感
子供用に梅を頼みまして、特上と梅を交換しながら味わいました。梅の写真は下記で、見た目からもわかるように特上とはサイズ感が違います。おしんこ、お吸い物は特上と同一です。

梅でもふわっとしたうなぎの触感を楽しめます。特上と梅を食べ比べしますと、結構な差があります。梅の場合は2段階くらい、触感、味が低下するイメージです。油のノリが今一歩で、食べた時の甘みが足りず、後味もざらっとしたものが残ります。特上はこれらの少しあれ?と思う味のひっかかりがなく、全てが上品と感じるレベルのものです。
とはいえ、食べ比べすることで特上のありがたさや満足感を得られる体験ができたことは非常に有意義でありました。
東長崎の鰻家(うなぎや)の井戸水と焼いている様子
鰻家の井戸水とうなぎを焼いている様子を特別に許可を得て、撮影させていただきました。鰻家に入ってすぐの場所に上から井戸水がずっと流れ続けています。私が滞在中はうなぎはここにいなかったのが残念。

奥では鰻をしっかり見ながら焼く、うちわであおぐをずっと繰り返し焼かれていました。井戸水が流れる水の音は風情を感じます。2階の座敷席もありますが、個人的には1階の方が焼いている香もしますし、鰻屋を楽しめると感じました。
まとめ
鰻屋についてご紹介致しました。夏の丑の日には贅沢に本田宗一郎と同じ気分で鰻屋の特上を楽しんでみるのはいかがでしょうか?
鰻屋から少し離れたところには鉄道模型の専門店カトーがあります。非常に大きな施設で子供から大人まで楽しめますので、是非この機会に訪問されてみてはいかがでしょうか?
下記記事にレビュー内容を掲載しております。

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