練馬区役所には展望フロアにレストランがありますが、地下1階には職員レストランと呼ばれる食堂があります。職員食堂はあまり宣伝していませんし、非常にわかりづらい場所にあり、練馬区役所に行ったが食堂があること自体知らなかったという方が多いと思います。
地下1階の食堂入口には固定メニューとその日のランチコースA,Bなどが選べ食券を購入し、並んですぐに食事が楽しめるタイプのもので、非常に目に優しい価格で提供されます。今回はその職員食堂でイベントとして行われたランチビュッフェで食事してきましたので、開催される頻度、価格、味、実際の雰囲気について解説いたします。
尚、練馬区役所の職員レストランや展望レストラン、区役所の見どころなどは別記事の【写真解説】練馬区役所の雰囲気や2つのレストランにまとめておりますので、ご興味がございましたら併せて御覧下さいませ。
練馬区役所の職員レストランのランチビュッフェ概要
職員レストランのランチビュッフェはイベント限定メニュー
練馬区役所の職員レストランで開催されるランチビュッフェですが、定期的に開催されるものではないことがわかりました。2024年10月23日に開催された「秋の彩りビュッフェ」というタイトルから季節ごとに年4回開催されるのか?と感じた方もいたかと思います。今回練馬区役所の食堂職員に確認したところ、定期開催ではなく時期も未定とのことです。
今回の「秋の彩りビュッフェ」が開催される情報は練馬区のX投稿で知りましたが、気付けなかった方が多かったのではないかと感じました。次回開催がわかりましたら当サイトおよびXなどで情報共有していきたいと思います。
ランチビュッフェ当日はオープン時のみ行列。次回参加なら11時30がおすすめ
ランチビュッフェは11時~14時に開催されました。この日に限ってはランチビュッフェのみの提供になり、通常メニューやランチAなどの選択肢はありません。食券購入もランチビュッフェのみ販売です。いつもの定番メニューがないことに気付き、引き返した方もいました。イベントが知れ渡っていなかったということもありますが、定番メニューもあるだろうと考えていた方もいるのかなと感じました。
ランチビュッフェ一回限り盛り放題で740円!非常にインパクトがある言葉であり、これは混雑するぞ!と感じた方が多く、オープン前の11時前から職員レストランは行列ができました。オープンしてから行列の進みが非常に悪いことに気付きました。なんでだろう?と思っていたのですが、ビュッフェは1回のみ盛り放題という制限があるなか、ビュッフェが売り切れて補充されるまで、次に進まない方が多く、ここで行列が進まなくなります。ちょっと非効率だなと感じましたね。
いつ頃空くのかなと少し観察していると11時30分には行列がなくなり、並ばないことでビュッフェの充足が間に合うことで品揃えも充実し、選びやすい状態になっていました。よく考えてみると、14時まで営業しているということはそのレベルの在庫数を確保しているわけであり、オープンしてからすぐに品切れすることはまずないなとわかりました。次回利用するなら確実に11時30分以降に行きますし、おすすめの時間帯になります。
練馬区役所のランチビュッフェは割安感はあるが味は好みが分かれる
ランチビュッフェのメニューをご紹介
秋のランチビュッフェのメニュー紹介になります。秋を感じるサンマがあるのがポイント高いですね。
ビュッフェは手前のテーブルでおかずをもり、奥のテーブルでごはん、味噌汁、カレー追加を選択できる形式です。
手前のビュッフェの写真を見ると野菜から始まり、奥にいくと唐揚げやハンバーグ、サンマフライなどのメイン系に並んでいました。混在している時間帯にここに来ると引き返すことができませんし、奥にどのレベルのおかずがあるのかも見えないんです。見本もありませんし。そうなると1回限り盛り放題という言葉のインパクトからおかずを取るスピードがおそろしく遅くなります。
11時30分を過ぎた頃にはおかずを取っている方は2名程しかおらず、何度もテーブル間際を往復して自分の好きなおかずを選ぶことができていました。また、おかずテーブルが1列追加になり、2列になったことも混雑が緩和された理由です。上記から11時すぐに行くことはメリットがないことがわかります。
私が選んだランチビュッフェのラインナップです。野菜は控えめに、あまり食べた記憶がないサンマフライと練馬区役所といえばカレーということで、ライス少な目でカレー2杯のつゆだくをお願いしました。この年にもなってお得という言葉に弱く、絶対元を取るという燃える気持ちに歯止めがかからず、ついつい多く取ってしまいました。
ランチビュッフェの味はいつもの社員食堂クオリティー
ビュッフェと聞くと、頭のなかにホテルに入っているレストランのビュッフェを思い浮かべる方がいるかもしれません。しかし、練馬区役所のランチビュッフェはいつもの職員レストランの味です。少し違う表現をするのであれば給食の味とも言えます。これは毎日職員が食べても健康でいられることを考えての味付けだと思います。揚げ物が多い傾向があるものの給食や社食は健康に配慮した味付けの傾向があります。レストランの味を期待してくる方がもしいれば拍子抜けすることでしょう。
普段外食メインで様々なお店を回っている私から見ると、食堂クオリティーなのでまぁこんなもんだろうなとい味ではありますが、カレーの味は面白いと思いました。バーモンドカレーのような食べた瞬間は甘みを感じる水分量が少ないドロッとした日本ならではの王道カレーなんですが、後味がわずかにピリ辛なんです。このわずかなピリ辛と懐かしいカレーを食べている感覚はなかなか味わえるところがなく、職員レストランにきたらカレーがおすすめだと感じました。
まとめ
練馬区役所で740円のランチビュッフェが食べられる。イベント感もあって非常によい企画だなと感じました。たまに職員レストランで食べる私がみるに、今回のランチビュッフェでは普段みかけない一般の方が非常に多く参加していました。(職員系の方だと服装が少し違うのでわかりやすい)
つまり、地元の皆様に愛されるイベントなんだなということを実感しました。地元の野菜を使うなど、農業に力を入れる練馬区ならではの試みは好きですね。練馬区推しのブルーベリーの特徴と練馬観光農園29か所の営業内容を解説の記事も書いています。
最後に、今後の期待を込めて希望を書いておきますと、1回限り盛り放題という制限はなくした方が双方にとってメリットがあると感じました。ビュッフェで沢山盛ってみたものの、そんなに食べれるものではなく、1回のみ盛り放題という制限をつけなければスムーズに快適に皆が食べれただろうなと感じました。また、横に座っていた方は1回のみの制限だから盛りすぎて食べれない苦しいと話していて、ちぐはぐ感を感じました。次回の開催があれば改善されているといいなと思います。
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