時速500km以上の高速移動を可能とした、リニア中央新幹線(当記事では今後リニアと呼びます)に試乗してきました。
2024年現在、リニアに乗る方法は、山梨のリニア見学センターに試乗予約し、当選して乗る。一般人はこの方法しかありません。
非常に人気がある体験になるので、申込んで当選する確率は低いです。我が家は3回申し込み、初めて当選しました。
リニア開通が遅れるニュースがでていますが、一度でもリニアに乗ってみたい!と思う方は多いと思います。
そこで、リニアに乗るための申込方法から、実際に山梨のリニア見学センターで楽しんだ1日の流れをご紹介します。
本記事をお読みいただくことで、当選した時の具体的なプランやイメージがわかります。ご参考にしていただき、試乗の申込をご検討いただければと思います。
リニア見学センターの概要
営業日・営業時間
【営業日】
月度ごとに、営業日がかわります。
リニア走行試験日の有無も、日によってかわります。
リニアが走っている姿が見れる、走行試験がある日がおすすめです。
営業日や、走行試験日がわかる「リニア見学センターの公式HP」リンクは下記です。
【どきどきリニア館】
営業時間:9:00 ~ 17:00 (最終入館16:30)
料金:一般・大学生 420円 (340円)
高校生 310円 (250円)
小中学生 200円 (170円)
※()内は団体価格です。
リニア乗体験に当たると、上記価格から割引価格が適用されます。どきどきリニア館の受付にて、試乗当選メールを提示する必要があります。
アクセス
住所:山梨県都留市小形山2381
電車の場合は、大月駅前のバスロータリーからバスに乗り、約20分で到着します。
バスの本数は多くはありません。試乗体験日は臨時便が出ている場合がありますので、事前に確認するとよいでしょう。
リニア見学センターでできること
どきどきリニア館
どきどきリニア館は、リニアを見て、触って、乗って体験する施設です。
イメージしやすいように、厳選してご紹介いたします。
①実物大リニア展示(1階)
実物大のリニアの前で写真を撮るスポットです。
左の階段から、リニアの中に入ることもできます。
内装は今の新幹線とほぼ同じです。
リニアのドア開閉は上下予定です。
かっこよくて未来感があります。個人的には安全性が気になるところです。
②キッズスペース
奥には、キッズスペースがありました。(予約制)
結構広いスペースに、アスレチックや、電車系の本がいくつか置いてありました。
②ミニリニア
リニアに乗っている感覚を味わえる体験です。
約20秒間で距離20mを往復するイメージになります。
わずかに浮上している感覚が、乗ってみてもわかります。実際のリニアよりも静かなので、浮上感はこちらの方がわかりやすいです。
④リニアが走る姿を見る
2階には、リニアが走る姿を見れる場所が用意されています。
リニアが通過する5分前くらいには、場内アナウンスが流れます。アナウンスが流れてから移動しても間に合う時間です。
走行見学は下記2パターンです。
①外(音の迫力はあるが、網目でリニアがみにくい)
②中(音の迫力はなくなるが、リニアが見やすい)
②の動画を下記にて共有いたします。
⑤その他
他にも、ジオラマやシアター、遊びながら学ぶ施設があります。
わくわくやまなし館
入館料はかかりません。
主に、お土産コーナーになります。
リニアのおもちゃや、おかし、Tシャツや、山梨県の名物のお土産販売をしています。
リニア試乗
当選した方のみになります。
リニア試乗は、どきどきリニア館から離れた場所にあります。
外を歩き約2分で到着。係員の指示に従って当選メールの確認などを行い、入館します。
リニア試乗の予約・申し込み方法
リニア体験乗車のお申込み方法
不定期に、下記のJR公式HPから募集しています。
リニア申込予約の傾向
2023年までの申込予約の傾向
・年3回(1月募集3月乗車 6月募集で7月乗車 9月募集で10月乗車)
1月募集と6月募集は、春休みや夏休みと被る時期になります。
当選した方のみ、連絡がきます。
当選確率UPのためにやったこと
我々が考えた、リニア試乗体験に当選しやすくするための方法です。
一番人気がないであろう、一番最後の時間で希望を出しました。
あと、3回中2階は妻の名前でだして外れましたが、6回目は夫の名前で出して当選しました。
1年に3回の応募なので、2年越しに当選したということです。
リニア見学センターで遊んだ1日の流れ
リニア見学センターで遊んだ1日の流れです。
中央線で立川まで行く。立川から特急に乗り換えて大月駅まで行きました。
駅前には3店舗くらいランチできるお店があります。
平日であれば、空いています。
バスの本数が少ないので、駅前でランチして時間がきたら移動するのがおすすめです。
ドキドキ館で約1.5時間~2時間遊び、リニア試乗で50分くらいです。
バス時間を見ておいて、リニア試乗後のリニア見学、写真撮影から出る時間を決めて、帰宅しました。
尚、帰りの特急は激混なので、席予約をおすすめいたします。
尚、今回は日帰りで行きましたが、泊りの場合は大月駅から電車で少し行った、電車の宿「ぽっぽや」をお勧めいたします。
電車好きがいたなら、一度は泊まってみたい思い出に残る宿です。
過去記事の電車好きが喜ぶ誕生日プレゼント!思い出が残る旅行先、宿ぽっぽやをご紹介でご紹介しています。
リニア試乗レポート
リニア試乗当選メールを見せると、手荷物検査があります。
①搭乗券の発券
搭乗券の発券体験ができます。これはJR東海のサービスと遊び心を感じました。
②デジタル寄せ書き
木製ボードに指とタッチパネルを利用して、自由に絵をかくことができます。
書いた絵は、ヨセガキとして、目の前に表示されます。
③搭乗ゲートと搭乗口
④リニア中央新幹線の中の様子
シートは、グリーン車のような比較的ゆったり感がある座席です。
⑤リニア試乗で感じたこと
約30分間リニア試乗ができます。
比較的長い時間乗れると感じました。
同じ道を行ったり来たり、往復するので、前に進む感覚と、後ろに戻る感覚の2パターンが味わえます。
時速120km付近でタイヤ走行から、浮上走行に切り替わりますが、音を意識していないとわかりづらいかもしれません。
一言でいうと、飛行機が離陸する感覚と非常に似ています。
最高時速500kmに達した時に感じたことは、意外に揺れる。とうことです。
飛行機は飛ぶと揺れはあまり感じませんが、リニアは揺れます。
新幹線という名前がついているものの、全く新しい乗り物であることが体験して理解できました。
⑥リニア写真撮影
リニア試乗が終わると、試乗したリニアを特別な場所から写真撮影ができます。
どきどきリニア館の展示とは違う型になります。
まとめ
リニアが開業すれば、日本経済に大きなメリットが出ることでしょう。
新しいサービスは1番に導入してこそ、世界的な価値を呼び、集客もできます。そうiphoneが出た時のように。
リニアは全く新しい乗り物であり、日本が世界に誇れる技術だと乗ってわかりました。
便利だけでなく、国益にもつながるこのリニアが、早く開業されることを心から願っております。
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