東京都23区で練馬区のみ、給食費が一部負担となっていました。
なぜ練馬区だけなのか不思議に思っていたのですが、この度無償化が決定しました。
本記事では、いつから無償なのか?対象範囲はどこまでなのか?
についてご紹介いたします。
目次
練馬区の給食費が無償化となる対象範囲
【無償化スタート日】
令和6年度~
【対象の条件】
①第1子から対象
※令和5年度までは、第2子以降が給食費無償でした。
②練馬区立の小中学校に在籍していること
私立や、練馬区以外ですと、条件から外れます。
③生活保護等などによる、給食費の支給を受けていないこと。
尚、無償化に伴う、申請などは不要です。自動的に給食費が無料になります。
給食費が無料の影響を計算
学年などにより、金額はかわるので、あくまでも概算計算になります。ご理解くださいませ。
小学校で考えると、一人約5万円/年間を補助いただける計算になります。
単純に掛け算していくと
小学校:30万円(5万円×6年間)
中学校:15万円(5万円×3年間)
トータル:45万円
子供が一人だった場合の家計の負担軽減は、1人当たり約50万円の補助金です。
今度は、負担側の視点で考えてみます。
・小学生が約1.4万人
・中学生が0.7万人
くらいだと考えると、
1.4万人×5万円=7億円
0.7万人×5万円=3.5億円
トータル10.5億円/年間くらいかかります。
全員分になると、インパクトがある数字になりますね。
まとめ
練馬区としては、補助金にかかる負担は増えます。
ただ、子育て世代からすると、練馬区を魅力的に感じて引っ越してくる方もいるでしょう。
そうなれば、親の税収が練馬区に入ることになります。
練馬区立小中学校の給食費無償化の影響がどうなるのか、興味深いです。
練馬区公式HPの「練馬区立小中学校給食費の無償化について」のリンクは下記です。
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