比較的遊具が少ない練馬の公園のなかで徳殿公園は遊具が充実している公園です。
練馬城址公園や光が丘公園ほどの規模ではありませんが、比較的広い公園(6,269㎡東京ドーム0.1個)なのでドッチビーやかけっこなど幅広く遊ぶことができます。
更に夏にはジャブジャブ池となり暑い練馬の水遊びスポットとなり子供たちであふれ、子供にも親にも嬉しい公園ですのでご紹介いたします。
尚、遊具をメインに探されている方は練馬城址公園も検討するかと思いますので過去記事の【徹底調査】豊島園跡地の練馬城址公園を地図や写真で解説をあわせてご覧くださいませ。
徳殿公園への概要
徳殿の名前の由来
徳殿と昔ながらの名前がついているので名前の由来が気になる人がいると思います。
徳殿とはもともと「得田」と書き検地帳に記載されていない地域だったので年貢を免れ得をした田んぼのことです。
得田という名前のままでは余りに露骨なので見た目を変えるために「徳田」または「徳殿」と変えるようになったと伝えられております。
このことから徳殿公園のまわりは広い田んぼがあった地域であることがわかります。
徳殿公園へのアクセス
住所:東京都練馬区豊玉南1-16-1
【最寄駅】
・練馬駅、野方駅、沼袋駅
【最寄りバス停】※環七を通るバスは本数が多いですがそれ以外は少ないです
・徳田(徒歩6分)、丸山小(徒歩6分)、豊玉中一(徒歩7分)
徳殿公園は練馬駅から徒歩22分、自転車で8分の場所にあります。比較的大通りを通っていくのでわかりやすい場所にあります。
徳殿公園の近くには豊玉南小学校、タジマ屋、西友があるので見えてきたら環七と反対の内側へ入ると覚えていけばわかりやすいです。
環七沿いの西友豊玉店です。こちらを左に曲がります。
そうすると真ん中に植栽が植えられた割と雰囲気の良い道をずーと歩いていくと右側に徳田公園が見えます。
徳殿公園の構成
徳殿公園は長方形の公園であり、大きく3つのゾーンにわかれております。
- 遊具ゾーン
機関車・滑り台・ブランコ・鉄棒・ジャングルジム・大人用の健康器具 - ジャブジャブ池ゾーン
・夏季期間限定の水遊びゾーン - 林ゾーン
自然を感じる緑道と小鳥
徳殿公園で遊ぶ
徳殿公園の青い機関車
徳殿公園といえばこの青い機関車です。子供たちが登ったりして遊ぶので経年劣化はそこそこ見られますが遊ぶうえでの機能としては頑丈で問題ございません。
例えば、前の段差を利用して乗ったり、横のタイヤを利用して上まで登ったりと子供は喜んで遊んでいます。機関車の上に座ると眺めも気持ちよいようで座りながら友達とお話ししている風景もよく見ます。
この汽車は車両が3つあり機能がそれぞれ違うところが面白いです。
機関車の後ろ側は乗れるようになっており、本物の機関車と同様に前に穴が開いており前が見えるようになっているので「出発進行~」といった感じで電車ごっこができるのも楽しみの1つのようです。
2社両目は両側の横にはしごがついており登ことができます。上写真の左下に見えているのがはしごです。
登とベンチが4つあり、ここでおしゃべりしながらゆったりすることもできます。目線もぐぐっと上にあがるので眺めもよく特に女の子には人気があるスポットのようです。
この2両目から機関車を眺めることができてお友達同士でここで話したり電車ごっこもできます。ここで新しい友達が増えることもあります。
3車両目は平らなコンクリートで自由に遊べるスペースです。ベンチがないので自由に動けるスペースがあり子供の想像力次第で色々な遊びができます。
機関車の横には砂場がありました。
遊具
滑り台
機関車のとなりに高さとそこそこの長さがある滑り台があります。見ておわかりのように滑り台の面はスピードが出にくいものとなっており、高さはあるが安全性を考慮しています。
ジャングルジムと鉄棒
ジャングルジムは高さがそれほどないタイプなので小学生低学年向けですね。ランダムに外側に棒がないところがあるタイプなので頭を使ってどこに足をかけるべきか、中に入っていきやすいなどがあります。
鉄棒は高さ違いで必要最低限あるという感じですね。
こちらは高学年向けのジャングルジム的なものですね。棒の間隔も広めですし太さもあります。
ブランコ
公園のブランコは4つ(長いタイプ2つと短いタイプ2つ)があります。
長さが短いタイプはこげる距離が短いので高さが出ないので安全です。長いタイプも2つありそこそこの高さがでます。
大人用の健康器具
2つほど大人用の健康器具も置いてありました。こちらは中側にあり、子供の遊具とは違う場所に置いてあります。
ジャブジャブ池
遊具ゾーンを離れて公園の真ん中にあるのがジャブジャブ池ゾーンです。
水が溜まっている時に撮影できていないのでどういったものかのごご紹介になります。夏の一定期間のみ水がたまり子供の遊び場になります。
ジャブジャブ池は縦に長いもので一枚の写真ではとても撮り切れないので何枚かにわけてご紹介いたします。
反対から見たところです。
更に公園の奥側に行きますとかなり長い距離のジャブジャブ池であることがわかります。
尚、ジャブジャブ池のまわりには座るベンチもあり、親が座って子供を見守ることができるのもポイントです。
徳殿公園で自然を感じる
ジャブジャブ池ゾーンを離れ一番奥にあるのが林ゾーンです。徳殿公園は広さと緑が多いことから小鳥の鳴き声が響きわたります。
実は小鳥が好む樹木のガマズミ、ニシキギ、カキノキ、ムラサキシキブ、トベラ、マンリョウ、ヤツデ、ネズミモチが植えられております。
奥の真ん中には小鳥の水飲み場が用意されており、小鳥の鳴き声を想像させる音符があるのがユニークです。
公園の多くをこの林ゾーンが占めており自由に遊べるスペースもあります。場所により雰囲気も異なりますのでいくつか写真を載せておきます。
奥の方にトイレと水飲み場があります。
公園には珍しくゴミ箱があります。
バイクシェアサービス
徳田公園にはバイクシェアサービスがあります。
最後に
徳田公園は緑地に囲まれており虫が結構いるのがデメリットです。これはジャブジャブ池があるのも理由かもしれません。
虫よけ対策はしっかりしていきましょう。おすすめは「おにやんま君」で電池や薬品が不要で虫よけ対策ができます。
結構リアルで実物大になります。
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