交通公園は、無料で自転車、ゴーカート、バランスバイクなどに乗って遊べる場所です。
子供が自転車に乗り始める時は、親として子供の安全性が気になるところです。
最初から一般道路で自転車を乗り始めるよりも、交通公園で
・交通ルールを守れるか?
・ブレーキができるか?
など、確認したいと私は思い、いくつか交通公園を回って遊んでいます。
そこで、気付いたのは、交通公園により、練習環境が全く変わるということです。
まっ平な場所しかないルート、坂がきついルート、木々に囲まれ森のような環境、全く木がなく、夏は暑い環境など。
定期的に自転車の練習をするだけなら、通常は自宅から一番近い交通公園がおすすめです。
・レベルに合わせた練習できる場所に行きたい!
・自転車の練習だけでなく、色々遊べる環境に行ってみたい
本記事では、交通公園に求める目的の整理と、ニーズにあった交通公園のご提案をいたします。
交通公園で見るべきポイント
①自転車の貸し出し台数
自転車の貸し出し台数が少ないと、待ち時間が多くなります。
せっかく練習しに来ているのに、炎天下の中待ち時間が多くなると、親子ともに大変です。
②交通公園にゴーカートはあるか?ゴーカートは色々な種類がある
ゴーカートは子供が喜ぶ乗り物です。
ゴーカートがあるか、ないかで子供の満足度は大きくかわるでしょう。
ゴーカートと言っても、サイズや種類色々あります。
- 小さいサイズのゴーカート(幼児)
- 大きいサイズのゴーカート(小学生向け)
- 大人と一緒に乗るタンデム式ゴーカート(親がこぐ)
タンデム式ゴーカートは、親のみが足でこぎます。結構大変ですが、子供は喜びます。
③バランスバイク、三輪車などはあるか?
自転車に乗る前の段階なら、バランスバイクや三輪車で練習する方法があります。
交通公園の場所によっては、バランスバイクや三輪車、車型の小さい乗り物などが用意されています。
④夏は注意!交通公園の場所は涼しいか
自転車の練習をするルートに日影があるか?で全然違います。
暑い時期以外はあまり関係ないと思いますが。
例えば、江戸川区にある東部交通公園は、ほぼ日を遮るものがありません。
夏になると、炎天下の中自転車の練習をすることになり、暑いです。
しかも、太陽の熱がアスファルトに反射し、更に暑いのです。
下記は江戸川区にある東部交通公園の写真です。交通ルートには、日差しを遮るものがないのがわかると思います。
下記は、杉並児童交通公園の写真です。緑に囲まれ、日差しを遮ることができるので、比較的涼しいです。
両環境を写真で比べると、快適さが違うのがおわかりいただけましたでしょうか?
⑤交通公園により、道やルート、工夫が全然違う
交通公園により、走りやすさやが全然違います。
左の写真が江戸川区の交通公園で、右の写真が杉並区の交通公園です。
例えば、江戸川区の東部交通公園は、比較的新しくできた交通公園であり、まっ平な道のりです。
杉並児童交通公園は歴史のある公園ですので、道路が凸凹で、端の方が斜めに落ちています。
つまり、初心者には江戸川区のまっ平な交通公園が走りやすいです。
杉並児童交通公園の道は、実際の道路に近く、比較的自転車に慣れた方向けと言えます。
⑥交通公園へ行きやすいか(場所・立地)
定期的に自転車の練習をしたいのであれば、自宅から近い交通公園で良いと思います。
交通公園は比較的、駅から離れた場所にあります。
遠くまで行くなら、交通公園に行くついでに、違うところに寄りたい!と考える方もいるでしょう。
交通公園の近くに、立ち寄れるスポットがあるのか?事前に確認すると楽しめます。
東京都でおすすめの交通公園ランキング (自転車中級レベルに最適)
自転車中級レベルに最適な環境の説明
自転車に慣れ始めて、そろそろ一般道路で自転車を乗れる最後の段階です。
一般道路と同じような、リアルな自転車操作体験ができるところが、中級レベルに最適だと思います。
具体例を言うと、下記です。
- 凸凹道、坂道などの色々な道路が用意されている
- 長い距離を走ることができる
- 見通しが悪い道がある
リアルに近い道で訓練することで、事前にリスクと自分が今できないことを把握することができます。
杉並児童交通公園
自転車の豊富な台数、リアルな道の凸凹、坂道や様々なコースがあります。
ここのコースで適切に走ることができれば、一般道路でも安心できるレベルです。
新緑に囲まれ、1回30分自転車をこぐことができ、集中して練習ができます。
住所:〒166-0016 東京都杉並区成田西1丁目22−13
阿佐ヶ谷駅から近くまで、バスが出ています。
自転車の貸し出し量が非常に多いです。
見た限りでは、全体で100台近くあり、様々なサイズがあります。(なんと大人用も)
コースは凸凹していて、実際のリアルな道路と同じです。
様々なコースがあり、坂道や橋を渡る、信号だけでなく、踏切の音がなるなど。かなり凝った交通公園です。
踏切の音は10分に1回くらいなります。5秒くらいで終わりますので、聞きたい方は逃さないように。
コースの周りは緑に囲まれ、夏場でも比較的涼しいです。緑の中にいること自体が気も良い場所でもあります。
交通公園の中には、機関車、アスレチック、ブランコなど、遊び道具も沢山あります。
阿佐ヶ谷駅から行く方はおすすめのたい焼き屋があります。たい焼きともえ庵の値段とメニューは?テレビザワつく!金曜日で紹介の記事でご紹介しております。
杉並区の公式HP杉並児童交通公園ページは下記です。
大泉交通公園
自転車の豊富な台数、リアルな道の凸凹、坂道などのコースがあります。
構成は杉並児童交通公園と非常に似ています。大泉の方が短いコースで坂がなだらかなので、少しハードルが低くなっています。
新緑に囲まれて、見通しが悪そうなところもあり、実際の道路と同じ感覚で練習が可能です。
新緑に囲まれいるので、比較的涼しく、長い時間自転車の運転が可能です。
住所:東京都練馬区南大泉6丁目16−1
大泉交通公園という名前ですが、実際は保谷駅の方が近いです。
電車で行かれる方は、西武池袋線の保谷駅を目指しましょう。
大泉交通公園で借りれる自転車は16インチ~24インチになります。入門向けのストライダーやバランスバイクなどはございませんので、ご注意くださいませ。
少し大きい子向けのゴーカートがあります。ゴーカートでは、緑のトンネルが楽しめます。練馬区の緑の多さを感じさせる、楽しい道になっています。
自転車通路も緑が多く、橋から運転の様子がみえ、大人も楽しめる公園です。緑の中で自転車の練習ができることは、涼しさもありますし、気持ちがよいものです。
子供が練習している時に、暑い環境で待つのは結構つらいのですが、緑が多い公園では涼しさもあり、比較的快適に過ごすことができるのがメリットです。
東京都でおすすめの交通公園ランキング (初級者編)
自転車初級レベルに最適な環境の説明
見通しがよく、道路が整備されていることです。
自転車の操作だけに集中でき、余計な不安を与えないことは、大きなメリットです。
練習する自転車においても、できるだけ軽く、ストライダーの進化版の変身バイクがあった方が、早く運転になれることができます。
東部交通公園
東部交通公園は、比較的新しくできた交通公園です。
そのため、全ての道は綺麗に整備されており、平坦な道で走りやすいのが特徴です。凸凹がないので、子供は非常に自転車の練習がしやすいです。
補助輪が外れた初心者でも、障害物感を感じず、走れることは大きなメリットです。
また、変身バイクが(ストライダーのようなバイクにペダルが付いたもの)あるので、軽い自転車で、練習できるのがメリットです。
自転車の重さは、自転車初心者には、大きく影響しますので。
住所:〒132-0013 東京都江戸川区江戸川2丁目28−1
バス停は凄く、近くにはありません。瑞江駅から、バスで行くなら降りてから、7分くらい歩きます。
三輪車、バランスバイク、変身バイク、補助輪自転車、自転車、ゴーカートなどがあります。
自転車の台数は比較的少ないです。混雑時は待ち時間が発生するでしょう。
ゴーカートは大小あるので、幼児用から小学生用まで、幅広く乗れるのが東部交通公園のメリットです。
日差しを遮るものがないので、夏はとても暑いです。行く時期は考えた方がよいですね。
逆を言うと、遮るものがないので、見通しは非常に良いです。自転車の練習をするには、最適でしょう。
江戸川区の公式HP東部交通公園ページは下記です。
大泉交通公園
上記の「自転車中級レベルに最適」でも、ご紹介した交通公園です。
大泉交通公園は自転車の数が豊富にあり、木々に囲まれて涼しい、平面なところも多いので初級者にもおすすめできます。
なだらかな坂道や、カーブはあるものの、全体的には走りやすい道が多いです。
初級者にとって一番のおすすめ理由は、自転車の数が多いことです。自転車待ちの時間がほぼなく、長い時間続けて練習できる。木々に囲まれ涼しいので、比較的練習環境に向いているのがポイントです。
東京都でおすすめの交通公園ランキング (楽しめる編)
楽しめる編の説明
自転車の練習場所はあるが、他の楽しめるものが多いので、練習メインではなく、楽しみに行くための場所です。
北鹿浜公園
北鹿浜公園は、自転車の練習だけでなく、色々な設備がある楽しめる公園です。
道のりは平たんで直線が多いので走りやすいですが、他の交通公園と比べると信号で止まるケースが多いです。
機関車、バッテリーカー(20円)、ミニ列車(30円~)、鉄道模型の展示などの遊ぶ施設があります。3時間くらいは遊べる環境です。
バッテリーカーはスピードは歩くスピードくらいではありますが、自分で運転できるので子供には嬉しいですね。
ミニ新幹線が踏切を通過するようです。約300mを約4分間走ります。ルートには緑のトンネルや消防車など、色々な風景が見れるので、大人も楽しめます。
住所:東京都足立区鹿浜3丁目26−1
自転車に乗る以外の色々な遊びに誘惑がありますし、自転車の数は多くありません。更には、1週まわるごとにスタート時点では自転車から降りて、交代するかの確認などが必要になります。
上記から連続して自転車の練習をすることは難しく、練習というよりは楽しむための公園といった感じです。
足立区の公式HP北鹿浜公園ページは下記です。
府中市郷土の森公園 交通遊園
エンジン式電動式ゴーカートがあることが、一番の注目ポイントです。
1週100円から、親子で乗ることができます。
ここまでいくと、街の遊園地といった要素に近いと思います。
その他にも、昔ながらの電動カー(パンダが有名)や、ペダル式の漕ぐゴーカート、機関車、バスなど。
乗り物の施設が充実しているので、子供は嬉しいでしょう。一方自転車の練習がここではほとんどできないがの注意ポイントです。自転車の練習であれば他の交通公園の方が無難でしょう。
住所:東京都府中市矢崎町5丁目5
府中市公式HP交通遊園ページは下記です。
まとめ
東京にある交通公園で、目的別のおすすめを紹介いたしました。
子供の成長を考えると、交通公園で遊べる時期は、短いでしょう。
色々なところで自転車体験すると、良い思い出になると思います。
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